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CEOダイアリー働き方改革
お疲れ様です。
竣工式も無事終わり、引っ越しも残すところ成形機類の移設でほぼ終了。。
3月の名古屋、西日本Fショーまでしばらく落ち着く予感ですが本日、
たまに観るBSフジの「プライムニュース」にデービット・アトキンソン氏が出ていました。
テーマは「働き方改革」
自民からは橋本衆議院議員(元厚生労働副大臣)
立憲から長妻衆議院議員(元厚生労働大臣)
観ての通り、お二人とも厚生労働畑の議員なのですが
橋本氏は賢ぶった解りにくい説明 あの調子では多分そんなに賢くは無いw
長妻氏はお得意の極端な事例、都合の良い事例を挙げての揚げ足取り。。 TVに出るたびにこのパターン
アトキンソン氏が出ていたので何とか最後まで見ようと思ったのですが
結局、一時間で見る価値なしと判断。。
ちなみに
番組の途中、両議員がブツブツ働き方改革の中身、意義について議論していたのですが
アトキンソン氏 「そもそも社員の給料を上げる努力をするのは経営者として当然の事、
日本の経営者はこの25年間、生産性(給料)を上げる努力をしてこなかった!」 流石に良い事言いますよ(-。-)y-゜゜゜
*解説;GDPが上がってないからそう言われても仕方がない
両氏沈黙
・・・
又、
「高度プロフェッショナル制度」・・・高度な能力を持った人材(年収1075万以上)の人材には労働時間ではなく、
成果で賃金を決めた方が良いよ的な制度
の議論を橋本、長妻両氏が軽くジャブを繰り出しながら議論していたのですが
デービット氏の
そもそも年収1075万円、私の以前働いていた会社では初任給ですよ。。
*備考;日本人の年収や1人当たりのGDPは言う程高くは無い
両氏沈黙
・・・
まあ、あれです。。
各国家ごとに色々な事情、ロケーションが有る訳で (資源の有る無しとか地理的リスクとか)
一概に海外基準、特に米英のホワイトカラー基準で語るのも無理な話な訳ですが
無数にある仕事の中で特定の職種に高度プロナンチャラ制度作ったり
ひたすら政府が賃金上げろって言っても
企業によっては財務的に払えないものは払えないし
年収1075万以下の人材でも高度プロフェッショナルな人は沢山いる訳で
何か決めたい、聞こえの良い政策を作りたい気持ちも解りますが
その前に
現状の制度に違反した企業
例えばサービス残業を無くしたいなら
違反企業がビビるくらいのペナルティー課すとかしたほうが違反は減る訳で
それが出来ないなら
そういった制度は無意味ですから全て無くし
労働者も雇用者も好きにやった方が良いのではないでしょうか??
と、僕は思っています。
・・・・・
今現在、単純労働でさえも人材は不足中
企業側は優秀な人材を得たかったら条件を出せば良いだけだし
優秀な人材はより良い条件、環境で働けば良いだけ
沢山稼ぎたいなら沢山働けば良いだけだし
そこそこで良いなら「そこそこ」働けば良いだけ
よろしくないのは
たいして貢献してないのに条件、給料ばかり主張する人
業績に貢献しているのにゴチャゴチャ理由つけて、なるべく払いたくない、払わない経営者
・・・・・
そろそろ平均賃金の公表、止めた方が良いのではないでしょうか??
これが賃金上昇のブレーキになっていると思うのですが、どうなんでしょうか?
続く
DUO 安達