STAFF REPORTスタッフレポート
やはりヒラマサにも効くポッパー、バブリー185F
皆様どうもお久しぶりです。
ラフトレイルシリーズのルアーも徐々に充実し、ターゲットの魚にアジャストできる様になりました。
今期の春、バブリー185Fが発売され、青物も含め、マグロ類にも使いやすいモデル。
「ポッパーはマグロで使う」というイメージが強い様に思いますが、
このバブリーの特徴は、ポッピングは勿論、平打ちスライドアクション、そしてダイブもするといった優れもの。
使い手によって、色んな使い方が可能となり、様々な魚種、状況に合わせて使う事が出来る。
というお話を、イベント時に色んなアングラーとお話をする機会がありましたが、
どうやら「ヒラマサはペンシルで狙う」というイメージが強く、ポッパーはマグロで使うという話。
イメージ、思い込み?といった全体的な流れもあるかもしれないが、こういった使い方が主流となっているようだ。
ポッパー、ペンシルといっても、それぞれルアーアクションの違いや、水面の状況によって向き不向きもある。
風向き、風の強さ、波の高さ、潮の速度、潮風の向き、ベタ凪、といった具合に、
その時々で海の状況は変わり、上手くルアーを状況に合わせて使うという事が重要になる。
水面でルアーを操作する場合、特に使いにくい状況というのが、潮と風の向きが逆となる状況。
潮の流れの向きと風がぶつかる状況。
この時に起こる現象が、「ルアーの水つかみが悪くなる」という事。
特にペンシルはダイブしづらくなり、水面で転がるエラーが起こりやすくなる。
こうなってしまっては、上手くルアーアクションも行えず、釣れる可能性が低くなってしまう。
こういった状況の時に活躍してくれるのがバブリーである。
ポッパーでも高浮力の物であれば、やはり転がりやすくなってしまうが、
バブリーの場合、細身の形状、転がり難いギリギリな浮力設定である為
ある意味、どんな水面の状況でも使いやすく、しっかりアクションをしてくれるので、
私の中では、困った時のバブリーという位置づけで、信頼度も高い。
今期から始まった、釣りビジョンの新番組「ビヨンド・ザ・ブルー」。
5月中旬、山口県の八里ヶ瀬でのヒラマサキャスティングゲームも、産卵前のシーズン終盤という事もあって
殆どの個体が産卵に入り、ヒラマサも少ない状況でバイト数も少ない。おまけに潮風の向きが逆になり、釣りにくい状況となった。
この時、迷わず選んだルアーが、バブリー185F。
ルアーが後方から来る波と流れに押されて転がらない様に、ルアーの移動距離を少なくして、平打ちダイブをさせたかったので、
シングルフックをセット。ルアーアクションのレスポンスを上げたい為に行った。
沈み瀬の浅い所、25メートルラインにルアーが着水して、移動距離の少ない4アクション目でのヒット。
水中で吸い込んだバイトは、しっかり水中にダイブさせる事が出来ていると、
ミスバイトも少なく、掛かりがいいので安心してファイトする事が出来た。
そして上がったのは、満足の一本、15キロのヒラマサを手にすることができた。
キャスティングでのトップウォーターゲームで、お思い描いたように釣れるのは、
本当に気持ちのいい瞬間である。
1本目はバブリー225Fで18キロ。
フック、がまかつ社 トレブルSP XH 5/0
2本目はバブリー185Fで15キロ。
フック、がまかつ社 管ムロ 30