STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Field Staffなまちゃん

魚さんありがとう

小さい時から釣りが大好きで、毎日釣りしていたい! 単独釣行多め、可愛いアジが超大好きです❤️?釣り好きに男も女も関係ないと思っているので釣りガールという言葉は嫌いです。なまちゃんスタイルで魚を追い求めます。

STAFF REPORTスタッフレポート

2023.08.31

今年もハゼクラ

去年は江戸川放水路でのハゼクラレポートを書いたのですが、

今年の江戸川はイマイチ調子が悪いです。

なので今年は千葉県にあるハゼ釣りで有名な

運河での釣果を元に書いていきます。

 

またここに限らず、ハゼのポイントになっていて

尚且つ水深が1メートル以内の場所で

投げて巻けるスペースがあれば

どこでも楽しむことが出来ますので

是非この秋はハゼクラも楽しんでみてください。

 

その前に、ハゼという魚は年魚です。

イカと同じで寿命は1年と言われてます。

春に河川でバイブレーションをズル引いてると

マイクロハゼがフックにひっかかることないですか?

あれは春に誕生したハゼの赤ちゃんです。

一般的に、春に生まれて、沢山食べて大きくなって、

大体梅雨過ぎ頃からルアーを追い出す体格にまで

大きくなって、そして秋にはさらに大きくなって、

水温の下がった冬に産卵して星になるそうです。

 

場所によっては冬に大型のハゼが釣れたりも

するそうです。

ハゼの1年はこんな感じなのですが、

ハゼが産まれる春に、大きいハゼが釣れた場合

そのハゼは、長生きしてる証拠です。

 

そう言ったハゼ達は

ヒネハゼと呼ばれて親しまれています。

 

魚を知る事は釣りにおいて大事だと思っているので

ざっとハゼの一生を書きました。

 

ハゼの生態通り、夏から秋のハゼは

クランクを果敢に追ってきます!!

 

この釣りの不思議なところでもあり

楽しいところでもありって感じです。

 

私は真夏の日中に頻繁にハゼクラをしていましたが、

暑くても短時間でかなり楽しめるんです!

アジングやメバリングはするけど、

ハゼクラはやった事ないって方も沢山居ると思うのですが、

特にライトゲームが好きならやらなきゃ勿体無い

ってぐらい面白い釣りです。

去年はサイトでシンキングのクラクラを落としたら

6匹ぐらいのハゼがわらわらと寄ってきて、

クラクラを囲っていたので

縄張りとか威嚇で食ってきてるのかなぁと思っていましたが、

ハゼは縄張りは持たないらしく、

単純に取り合いと食い意地で食ってくるみたいです。

言われてみればたしかに・・・

スイッチ入ってるハゼが1匹でも居れば、

その後ろから別のハゼが来て横取りする瞬間も何度も目撃しました。

 

そこら辺はアジングでも複数の鯵が取り合って

何度もアタリがあるみたいな場合に通じるものもあるし、

メバプラが好きだと言う人にとってみても、

ハゼクラは巻きの釣りだから通じるものがあると思います。

そして日中にサイトで出来るという意味ではお手軽感もあるので、

ライトゲームの楽しさが詰まってる釣りだなぁと感じております。

 

今回は足場が高い場所でやっていましたが、干潮前後の水が少ない時間であればフローティングのクラクラで十分です。

ハゼをやってる時に、ステキなゲストさんも来てくれたりします。

例えばチヌちゃん。

ハゼクラ中に見つけたら、クラクラで砂煙だして狙うのもありですし、

もっと分かりやすく、お腹が空いてそうなチヌがやってきたら近くにクラクラを落としてそのまま水面に浮かせておいたり、

チヌがいる所に投げてチョンチョンと少し誘ったりすると反応したり、食ったりします。

とにかく見える釣りは魚と向き合ってる感もあるし、学びにもなるし、面白いです。

またクラクラは小さいけど良く飛ぶので、

投げて巻いてクランクを沈めるまでの距離も十分取れます。

そして色ですが、極論を言ってしまえば(その日)

1番使った色が1番釣れると思ってます。

先日ハゼクラの大会でクラクラを使ってた方に聞いてみましたが、人によっておススメのカラーがそれぞれ異なりました。

とはいえ赤系が人気です。

擦れてきたと思ったら全然違う色を入れてみるのもおすすめです。

投げて巻いて巻きながら沈めて、時々止めてフワッと浮かせてみたり、食わせの間を作ってみたり、超デットスローで巻いてみたり、

投げて巻くだけといえども、細かいテクニックを持ってる人とそうでない人とではやっぱり差が出る釣りだとも思います。

また雨や雨後の濁りが悪条件になったり、下げより上げの方が良かったりなど、状況判断もしていくとより楽しめるかと思います。

クラクラのお腹側の針に食ってくるハゼは、

プルルル〜みたいなアタリではなく、結構しっかりしたバイトを感じることも出来ますよ!

サイトで出来る時は、ハゼの瞬発力も見ものです。

楽しく出来る釣りなので、

この秋は是非クラクラを持ってハゼクラ楽しんでみてください。