STAFF REPORTスタッフレポート
コノフラット195F好調!ミスバイトを減らすコツ
発売以来毎年のことかもしれませんがコノフラット195Fが釣れています。今年は特にコノフラット195Fがよく釣れている印象です。当船はもちろんですが、他船でも釣れている写真をよく見かけます。本当にありがたいことです。
とは言え偉そうな言い方になってしまいますが、釣れて当たり前と言いたくなるほどに作り込んだのがコノフラット195Fです。DUOさんのビッグベイトシリーズで最も時間をかけてテストを繰り返しました。
使い方は各動画でお伝えしている通りジャーキングによる左右へのダートアクションです。早巻きストップで釣れる時もありますが、コノフラットの真髄はダートアクションにありなので、是非ジャーキングにチャレンジして頂きたいです。
ジャークを繰り返している最中にドカーンと水面爆発でドキューンと走り出してファイト開始!と行きたいところですが、実際のところは必ずしもそううまくは行きません。コノフラットの釣りを含めたビッグベイトの釣りはミスバイトが付きものです。いわゆる誤爆と呼ばれている現象です。
誤爆は3種類に分けられると思っています。
一つ目が本当のミスバイト。
二つ目がまずは殺しに来ていて一回で食おうとしていない。
三つ目が派手な見切り反転
この三つです。
一つ目のミスバイトは、シーバスが捕食しやすいアクションをさせることで解決できます。捕食しやすいアクションとは一定のリズムでジャークすることです。一定感を出すことでシーバスも捕食のタイミングを掴みやすく、ミスバイトを防ぐことができます。一定に動かすとそもそものバイトの回数も増えてくれます。
よくシーバスはルアーを食うのが下手という方がいらっしゃいますが、これは良く考えると当たり前のことです。プラスチックの塊を捕食するようにシーバスは出来ていません。もちろん餌となるベイトフィッシュを捕食するようにできているので、コノシロを捕食するのは抜群に上手です。ここを語り出すと短くても3000文字くらいは必要になりそうなので今回は割愛します。汗
二つ目のまずは殺しに来ている。これが実は非常に多いです。かなりの割合で対象をまずは殺そうと口を閉じて突っ込んできたり、尾鰭で引っ叩きにきたりします。シーバスは本当に優れた捕食者ですので、確実な狩りを求めます。ですのでまずは対象を殺そう(動けない状態)とします。それが1回目のミスバイトです。ミスバイトと人間は思っていますがシーバスからしたらミスじゃなく殺すためのアタックってことです。
ミスバイトしたら必ずアクションを一度止めてください。止めないでアクションし続けるといつまでも殺そうとアタックしてしまうので、何度バイトしても乗りません。一度止めて死んだ状態を演出すれば、止めてる最中に捕食するか次のアクションで捕食しようとして乗るバイトが出る可能性が高くなります。アタックされたら死んだベイトを演出する為に、バイトがあったら必ずアクションを止めると覚えておいてください。
三つ目は見切り反転です。ルアーには反応したものの、見切ってしまって途中で捕食をやめてしまうのが見切り反転です。これも非常に多い現象です。見切り反転はルアーに全く触っていないことが特徴です。ルアーの横に出てしまっていたら見切り反転です。
これについては理由がさまざまあります。そもそも活性が低い、ルアーがあっていない、サイズがあっていない、アクションがあっていない、レンジがあっていない、カラーがあっていない、本当にさまざまなので原因を特定することが難しいです。
何かがあっていないことは間違いないのですが、これについては現場の状況と経験でしか解決のしようがありません。タイミングが違うだけなのであれば1時間経ったら全く同じルアー同じアクションでバイトが乗るようになります。
あまり色々変えすぎると迷子状態になることも多いので、変えるのは一つづつにしてください。例えば同じルアーでカラーだけ変えてみて反応を見る、同じカラーだけどルアーを変えてみる等です。2つ以上の要素を変えてしまうと、バイトが出なかった場合に何が間違っているか何があっていたのかわからなくなってしまいます。アクションにしてもレンジにしても一つづつ確かめていくことが必要です。
今回はコノフラット好調の話しを書こうと思ったら、ミスバイトについて語ってしまいました!汗
ミスバイトを減らして、このハイシーズンたくさんのシーバスとでっかいシーバスをコノフラットでキャッチしてください!!