STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff須江 一樹

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横浜市在住/ 横浜アイランドクルーズ所属。仕事は釣船屋船長、趣味は釣り。シーバスビッグベイトを愛し、ボートシーバスをメインに、仕事も休みもオフショアフィッシングへ出船中。

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2023.10.25

コノフラット195F好調!マットコノシロピンクバックの秘密

コノフラット195Fが依然好調な東京湾。なかなかボコボコ状態というわけには行きませんが、連日表層ビッグベイトゲームを楽しめております。

 

さて、2023年の新色である2色イナッコライムチャートとマットコノシロピンクバックが発売になり、イナッコライムチャートについては以前お伝えした通り単純に釣れるカラーです。外せません。

 

https://www.duo-inc.co.jp/fieldreport/2023/10/fieldreport-35901/

 

ではもう一色のマットコノシロピンクバックですが、シークレット的な部分がこのカラーにはあると匂わせて前々回のブログは終わりにしましたが、このシークレットも含めてマットコノシロピンクバックというカラーについて今回はお伝えしたいと思います。

 

まず、この部分はシークレットでもなんでもないのですが、単純にマットカラーが釣れるということが結構な頻度であります。光った方が良い時もあれば光らない方が良い時もあるんです。マットが良いか悪いかの判断基準は曖昧で申し訳ないのですが、シーバスに投げて聞いてみるしか方法がありません。濁ってると良いとかとか晴れてるから良いとかそういう単純な判断基準ではないのです。それでも明らかに光らないマットカラーが釣れるという日はあります。

 

これはビッグベイト全般に言えることですが、カラーによる釣果の差は正直驚くほどにあります。ミノーやバイブレーションなどのいわゆる普通のルアーよりもカラーが釣果に及ぼす影響が大きいです。これは単純にルアーが大きいのでシーバスが見える面積が大きい為だと思います。なかなか揃えるのは難しいでしょうが、同じルアーのカラー違いは必要ということです。

 

 

ではシークレット部分。実はこのマットコノシロピンクバックは、他のカラーとアクションが違います。厳密にいうとマットチャートコノシロもアクションが違います。そう、コノフラットのマットカラーはクリアコーティングのカラーとアクションが違うんです。

 

どう違うかというと、少し水噛みがいいので潜りやすいことと、左右へのダート幅が少し狭くなること、さらにダートする速度も遅い気がします。これはマット塗装が水に対しての抵抗が大きいことでの影響だと思います。水の抵抗をボディ全体で受け流してアクションするコノフラットは、マットカラーの水の抵抗で驚くほどアクションが変わるんです。

 

 

このアクションの違いで、実釣時の出しどころが変わってきます。具体的にいうと、例えば風が吹いて水面がラフな状況ではマットカラーの方が水中にルアーを入れやすくなるので動かしやすくなったり、死にはぐっているコノシロを拾い食いしているような状況では、ダート幅が狭い方が釣れやすいのでマットカラーの方が有効であったりという使い方があります。

 

カラーという視覚的な部分ではなく、マットカラーの水に対する抵抗感がもたらすアクションの変化が、シーバスに対して有効な場合があるということです。これがシークレット部分。正確にはマットコノシロピンクバックのシークレットじゃなくてマットカラーのシークレットですけどね(笑)

 

ちなみにジャークベイト系のルアーを水中にルアーを潜らせるのが苦手という方は、コノフラット195Fのマットカラーで練習すると水中に潜らせやすいので感覚を掴みやすいと思います。逆に今までマットチャートコノシロしか使ったことがないという方は他のカラーを使うと驚くほどキレッキレにダートするコノフラットを体験できますので、是非マットカラー以外のカラーも試してみてください。

 

まだまだハイシーズンはこれから!コノフラット持って東京湾に遊びにきてくださいね!!