STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Field Staff武富 啓晃

Practice makes perfect

東京都在住。東京湾内の干潟と河川の釣りに精通し、関東全域のシーバスを釣り歩くサラリーマンアングラー。 徹底した現場主義によって得られた情報やルアーの使い方等を発信していきます。

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2024.01.17

干潟のアフター狙い

年が明けると東京湾各地で本格化する釣り、それがアフタースポーンのシーバス狙い。

「アフタースポーン=産卵後」です。

秋のハイシーズン、ベイトと共に各地に接岸し、釣れ盛っていたシーバスたち。

産卵のため、おかっぱりの射程圏内からいったん離れますが、産卵を済ませるとまた帰ってきます。

もちろん、年が明ける前にも産卵を済ませて帰ってくるシーバスは居るし、年が明けてもまだ産卵前で卵を持っているシーバスもいますが、産卵を済ませた個体の割合が飛躍的に高まってくるのが年明け以降というイメージです。

アフターのシーバスは、特定のベイトに固執しているというよりはその場その場に居る食べられるものをつまんで歩くイメージ。

そんなシーバスを狙うには、カタクチイワシのような居場所が読みづらいベイトを無理して探すよりも、いつ行ってもそこに居る「地物」のベイトが多い場所で待ち受けるのが得策です。

干潟は何もないイメージですが、実はいろんな魚の稚魚や底生生物、アミ等、実は地物のベイトが周年多い場所。干潟と言えば世間的には秋のイメージですが、「地物」のベイトを求めて差してくるシーバスを狙い、私はこの時期も干潟に足繁く通います。

そんな干潟でのアフター狙いに強いルアーがマニックスロー135とシーク85sです。

イナッ子等、魚系の餌が見られるときはシーク85s。

そんな魚系の餌が見られないときはマニックスロー135。

この魚は今年のシーバス1本目。釣り始めでの1発は88㎝と幸先良すぎる滑り出しでした。

どんな餌が居るか・・についてはライトで照らさないと分からないことも多いし、照らしても分からないことも多いです。

そもそも、ライトで照らすと明らかにシーバスの反応がなくなることも多いので、僕はライトで照らすという確認方法を取ることはほとんどありません。

目で確認できなければ魚からの反応で推察するしかない。ということで、私は異なるベイト種に有効な2系統のルアー、シークとマニックをローテーションしながら反応を見ることが多いです。

この干潟のアフターの釣りは3月まで続きます。皆さんもぜひ!