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2020.01.24

冬のデカアジング 長崎編

いよいよ本格的に寒くなってきた長崎からtetraworkerの前田章誠がレポートしたいと思います。

秋頃にはいつも目視で確認できていたベイトの群れも、タイミングが合わないと見つける事が出来ない程になってきたこの時期。
この状況は釣果にも影を落としていきます。

しかし、釣果数と反比例するのが、サイズではないでしょうか?

今回は秋に釣れていたサイズよりもワンサイズ大きいアジを狙った、リトリーブの釣りを紹介したいと思います。

表層から中層にも居ないことはないですが、寒くなってくると、大きいサイズは少し沖のブレイクや、ボトムに溜まっている日が多い様に感じます。
そこを狙うために、フォールの釣りの時よりも重めのウエイト選択が必要です。
そんな時私はスナイプヘッドMサイズとLサイズの1.2g〜2gをよく使っています。

ポイントに合わせたウエイト選択があるでしょうが、ボトム付近を探りたいのである程度重めのウエイトを選んで、きちんとボトムがとれるウエイト選択で問題ないと思います。
巻く釣りですので、軽いウエイトだと浮き上がりすぎたり、ボトムまで落ちる時間が長くなったりと効率が悪くなります。

セットするワームはベイトフィッシュを意識したピピン!
一度ボトムをとり、リトリーブ開始。
イメージ的にはボトムから20〜30cmまでを意識して探ります。
おすすめはストップ&ゴーですね。
ストップしてからボトムに着くまでの時間が、遅ければリグは上の方まで浮き上がってきている事になりますので、ウエイトを重くしたり、移動距離を短くしたり、リトリーブスピードを遅くするなど、その時の状況に合わせてみてください。
初心者の方などは、ロッドでさびく方法が簡単かもしれません。

(さびくとは、ロッドを立てゆっくりとリグをなるべく水平に動かすことです。)
リトリーブの釣りと書きましたが、リールで巻いてこなくても、
ボトムをとる→ロッドでさびく→ボトムをとる→ロッドを元の位置に戻す時にリールを巻く=ストップ&ゴーという方法もあります。
糸ふけを取るためにリールを巻くだけですね。
(注)ロッドを横に寝かせてさびく時は隣の人には注意してください。


ロッドでさびきながら出た尺足らず!

ストップ&ゴーを基本にし、ただ巻きやボトムのズル引き、ボトムで放置してみたり、その場でのシェイクなどの釣り方の引き出しを見つけるとまた楽しみが増えてくると思います。


尺アジはチョップのリトリーブ刺しでボトムドリフト!
リトリーブレンジを保ちたい時にはこの刺し方がやり易いですね。


バーニーをボトムで放置し、ボトムシェイクからのズル引き!
流れが弱い時でもツインテールが動いてくれるのでアピールできます。

家から出にくい時期ですが、意外にも魚は待っていてくれてるのかもしれません。
寒くなってくると他のアングラーさんも減ってくるので、一人勝ちって事もあるかもしれませんよ!
さぁ〜デカいの釣って寒さを吹き飛ばせ〜!