STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Field Staff武富 啓晃

Practice makes perfect

東京都在住。東京湾内の干潟と河川の釣りに精通し、関東全域のシーバスを釣り歩くサラリーマンアングラー。 徹底した現場主義によって得られた情報やルアーの使い方等を発信していきます。

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2024.03.12

川バチ終盤戦:東京湾奥河川別おすすめマニック

東京湾奥の川バチの釣りも終盤戦。

安定して釣れるのは今回の潮回りが最後ではないでしょうか。

※次の3月末の潮回りも釣れるとは思いますが、あくまでも「安定して」の話です。

 

今年の川バチ後半戦、マニックユーザーの方にさらに良い釣りをしていただきたく、今回は川バチにおける私のマニックシリーズの使い分けについて語りたいと思います。

 

 

今年、現場で会ったアングラーさんから多く聞かれた質問が・・・

 

 

「ノーマルのマニックとマニックスロー、どちらを使えば良いのか?」

「サイズは115?135?」

 

 

という2つでした。

細かく答えると、フィールドの流れの速さとその時のレンジによって異なる・・ということになりますが・・・

ズバリ簡潔にお答えすると以下の通りです。

 

 

①荒川・中川がホームグラウンドの方:ノーマルのマニック135

②旧江戸川・多摩川がホームグラウンドの方:マニックスロー135

※カラーについてはこちらのレポートで解説しておりますので、そちらをご参照ください。

https://www.duo-inc.co.jp/staff-report/1550

 

 

①の川と②の川の大きな違いは流速。

荒川と中川は、下げが本格的に始まるとかなりの流速で流れ始めるため、どうしてもラインに流れを取られやすく、それに引っ張られてマニックスローではレンジが上ずりすぎることが多いです。

 

そこをルアー自体の重さでカバーするためのノーマルマニック。

一方で、旧江戸川・多摩川は下げが始まっても、荒川・中川ほど流れがカッ飛ばないことが多いです。

そんな中でノーマルのマニックを使うとレンジが下がり気味になるが多く、それを防ぐためのマニックスロー。

このセレクトをしていただくと、大外しをすることは無いかなと思います。

もちろん、上記のセオリーの逆を行くセレクトが吉と出る状況もしばしばあります。

 

 

 

たとえば・・荒川・中川でも、状況によっては上げ止まり~下げ始めの緩い流れで時合が始まることもあります。

 

まさに旧江戸川や多摩川のような流速。

 

こんな時はもちろんマニックスローの方が圧倒的に強いです。

 

 

 

旧江戸川や多摩川でも、水面付近ではなく、中層や底付近を通した方が圧倒的に反応が良い状況があったりします。

そんな時はいかに流れが緩いとはいえ、マニックスローではレンジを落としきれないので、ノーマルのマニックが必要になってきます。

 

 

このように、状況に合わせてルアーを使い分けていくこともルアー釣りの醍醐味。

獲れる魚は確実に増えるので、是非お試しを。

 

 

 

ご参考になりましたでしょうか?

皆さんの今回の潮回りでの良い釣果を祈念して、今回のレポートは終わりにしたいと思います。

私も多摩川~旧江戸川を釣り歩いてみようと思っているので、フィールドでお会いできましたらお気軽にお声がけください!