STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff須江 一樹

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横浜市在住/ 横浜アイランドクルーズ所属。仕事は釣船屋船長、趣味は釣り。シーバスビッグベイトを愛し、ボートシーバスをメインに、仕事も休みもオフショアフィッシングへ出船中。

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2024.06.18

PLATE-VIB LONGで攻める東京湾夏シーバス!

東京湾の夏ボートシーバスが好調です。今回はMetal Garage PLATE-VIB LONGで釣れる夏シーバスバターンをご紹介します。

まだ梅雨前じゃんと思うかもしれませんが、通年シーバスを釣っていると明確に夏の魚になったことをこの時期あたりから感じることが出来ます。写真では伝わりにくいですが、①色が金っぽい②体格がマッチョ、あと③引き方が凶暴って感じです。

 

夏シーバスの特徴はシーバス自体だけでなくパターンももちろん特徴的です。夏パターンの特徴は上のレンジで食ってくること。要するに表層で食ってくるということです。気温&水温が高くなるほどにこの傾向は顕著になります。基本的に夏は水深の1/3程度のレンジまでしか探らなくて良いくらいに思っています。それほど表層レンジで偏食します。

今回はPLATE-VIB LONGの特徴である3つのアイのうち一番後ろのアイを使用しました。ちなみに僕の場合1番前のアイはほぼ使用することはなく、真ん中のアイ、一番後ろのアイを状況で使い分けています。メインで使用するのは真ん中のアイです。

 

一番後ろのアイを使用した理由はレンジキープとスローリトリーブです。夏パターンの時に食うレンジは先述した通り表層です。しかし鉄板バイブ系のルアーは表層でレンジキープしようとした場合、早巻きしないと表層をレンジキープすることはできません。かといって早巻きするとバイトは減る感じがしました。

このような時は後ろアイにスナップをズラすとゆっくり巻いてもレンジを落とすことなく、表層をスローリトリーブで巻くことが出来ます。スローといっても早巻きではないという意味で、シーバスが反応するスピードまでルアーのスピードを落とすことができるという意味です。

 

この後ろアイを使用するパターンというのはボトムを攻める際に有効なことはボートシーバスに造詣が深い方ならご存じのことと思います。ボトムを攻める際も理屈は同じで、ボトムからルアーを離さないようにレンジキープしながらゆっくり巻くことができる為後ろアイを使用します。これを表層で行ったのが今回のパターンというわけです。

夏はシーバスが旬の時期。つまり最も元気な時期です。よって引きも強力でもはや暴力的。さらに表層で掛かるので、跳ねるエラ洗いするでキャッチ率が著しく下がるのも夏シーバスの特徴です。このバラシを少しでも減らしたいという部分で3フックの PLATE-VIB LONGを使用するという意味合いもあります。

 

このパターンが始まるともう間も無く、デカトップパターンが始まるはず。梅雨が楽しみだ♡