STAFF REPORTスタッフレポート
バルク95F取説②~東京湾内河川ケーススタディ~
前回からバルク95Fについて書いているこのフィールドレポート。
今回からは、これからの秋シーズンにおいて、バルク95を具体的にどんなフィールドでどのように使えば釣果に結び付くのか?について語りたいと思います。
今回は東京湾内河川編!パターン別に、荒川・中川・旧江戸川・多摩川・内房河川(村田川、養老川、小櫃川、小糸川、湊川)について語ります!
東京湾内の河川でバルク95Fが活躍する場として、主に大規模河川に共通して最初に挙げられるのは、なんといっても橋脚明暗絡みのサッパパターンでしょう。
【橋脚明暗のサッパパターン】
有名なのは荒川・中川ですが、多摩川・旧江戸川でもいけるパターンです。
荒川・中川が有名なのは、「海」な流程が他の2河川と比較して長い&その間にかかっている橋が多い=橋脚明暗が多いからでしょう。
橋脚明暗のサッパパターンの釣りで大事なのは「飛んで上を引ける」性能。
流心の潮目と明暗の境目を直撃できる飛距離。レンジが上ずったサッパを意識して活性が上がったシーバスを沈めさせない、表層レンジキープ性能。
まさにバルク95Fが得意とする領域です。
飛んで上を引けるミノーたちは各社から色々発売されていますが、その中におけるバルク95Fの強みは「水押しの強さ」。
雨後で濁り気味な時、時合の最初や最後で大型が動く時・・
数釣りの印象が強いサッパパターンでも、水押しの強さが欲しくなるシーンは多く、特にそのようなシーンではバルク95Fの独壇場となります。
次のパターンはこれ!
【イナッコパターン】
橋脚明暗でも、オープンエリアでも起こりえるこのパターン。
荒川・中川でも普通にありますが、サッパが大量入荷するとシーバスもそっちに目が行ってしまうのか、やや下火になるパターンです。
ということで、私の中で秋のイナッコパターンが強い河川は、旧江戸川・多摩川・内房河川のイメージです。
特に内房河川は年間通してイナッコが食われており、イナッコパターンは、内房河川を語る上で絶対に外せないパターンでもあります。
内房河川のイナッコパターンについては、9月初旬に動画を撮影してきました。
10月頭にDUO公式YouTubeで公開されると思いますのでお楽しみに!
話がそれましたが・・・
そんなイナッコパターン。大事なのは、ある程度のボリューム感と飛距離、表層をノタリノタリと柔らかにローリングしてくるアクションです。
イナッコが怪しい挙動を見せる、満潮から下げの岸際シャロー・・・イナッコが流されてくる、干潮前後の流心絡み・・・
そんな場所で、人の気配を悟られない遠くからポイントを撃てる飛距離。上ずったイナッコに同化するレンジ。
表層レンジをじっくり、水押しの強さを伴ったノタリノタリとしたローリングで攻められるバルク95Fは、そのようなパターンでまさに適任でしょう。
ちなみに、昼間もいけます。
先日の旧江戸デイゲームロケでは90cmに迫るようなサイズもキャッチ!
数釣るならバイブレーションですが、大型一発狙いのギャンブル的裏パターンとしてバルクのスローリトリーブの威力を動画に収めることができました。
DUO公式YouTubeで既に公開されていますので、まだご覧になっていない方は是非ご視聴ください。
このロケ、私が何を考えて何をしていたか、動画ではカットされている内容についてもそのうちこのレポートで語りますね。
今回はここまで。
バルク95Fの使い所、イメージ伝わりましたでしょうか?
次は涸沼・利根川編を書いてみようと思います!