STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Field Staff武富 啓晃

Practice makes perfect

東京都在住。東京湾内の干潟と河川の釣りに精通し、関東全域のシーバスを釣り歩くサラリーマンアングラー。 徹底した現場主義によって得られた情報やルアーの使い方等を発信していきます。

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2024.09.14

バルク95F取説②~東京湾内河川ケーススタディ~

前回からバルク95Fについて書いているこのフィールドレポート。

 

 

 

 

今回からは、これからの秋シーズンにおいて、バルク95を具体的にどんなフィールドでどのように使えば釣果に結び付くのか?について語りたいと思います。

 

 

今回は東京湾内河川編!パターン別に、荒川・中川・旧江戸川・多摩川・内房河川(村田川、養老川、小櫃川、小糸川、湊川)について語ります!

 

 

 

 

 

東京湾内の河川でバルク95Fが活躍する場として、主に大規模河川に共通して最初に挙げられるのは、なんといっても橋脚明暗絡みのサッパパターンでしょう。

 

 

 

 

 

【橋脚明暗のサッパパターン】

 

有名なのは荒川・中川ですが、多摩川・旧江戸川でもいけるパターンです。

 

荒川・中川が有名なのは、「海」な流程が他の2河川と比較して長い&その間にかかっている橋が多い=橋脚明暗が多いからでしょう。

 

 

 

橋脚明暗のサッパパターンの釣りで大事なのは「飛んで上を引ける」性能。

 

流心の潮目と明暗の境目を直撃できる飛距離。レンジが上ずったサッパを意識して活性が上がったシーバスを沈めさせない、表層レンジキープ性能。

 

まさにバルク95Fが得意とする領域です。

 

 

 

 

 

 

飛んで上を引けるミノーたちは各社から色々発売されていますが、その中におけるバルク95Fの強みは「水押しの強さ」。

 

 

 

雨後で濁り気味な時、時合の最初や最後で大型が動く時・・

 

数釣りの印象が強いサッパパターンでも、水押しの強さが欲しくなるシーンは多く、特にそのようなシーンではバルク95Fの独壇場となります。

 

 

 

 

 

 

 

次のパターンはこれ!

 

【イナッコパターン】

 

橋脚明暗でも、オープンエリアでも起こりえるこのパターン。

荒川・中川でも普通にありますが、サッパが大量入荷するとシーバスもそっちに目が行ってしまうのか、やや下火になるパターンです。

 

 

 

ということで、私の中で秋のイナッコパターンが強い河川は、旧江戸川・多摩川・内房河川のイメージです。

 

特に内房河川は年間通してイナッコが食われており、イナッコパターンは、内房河川を語る上で絶対に外せないパターンでもあります。

 

 

内房河川のイナッコパターンについては、9月初旬に動画を撮影してきました。

 

10月頭にDUO公式YouTubeで公開されると思いますのでお楽しみに!

 

 

 

 

 

話がそれましたが・・・

 

そんなイナッコパターン。大事なのは、ある程度のボリューム感と飛距離、表層をノタリノタリと柔らかにローリングしてくるアクションです。

 

イナッコが怪しい挙動を見せる、満潮から下げの岸際シャロー・・・イナッコが流されてくる、干潮前後の流心絡み・・・

 

そんな場所で、人の気配を悟られない遠くからポイントを撃てる飛距離。上ずったイナッコに同化するレンジ。

 

表層レンジをじっくり、水押しの強さを伴ったノタリノタリとしたローリングで攻められるバルク95Fは、そのようなパターンでまさに適任でしょう。

 

 

 

 

ちなみに、昼間もいけます。

 

先日の旧江戸デイゲームロケでは90cmに迫るようなサイズもキャッチ!

 

 

 

数釣るならバイブレーションですが、大型一発狙いのギャンブル的裏パターンとしてバルクのスローリトリーブの威力を動画に収めることができました。

 

DUO公式YouTubeで既に公開されていますので、まだご覧になっていない方は是非ご視聴ください。

 

 

このロケ、私が何を考えて何をしていたか、動画ではカットされている内容についてもそのうちこのレポートで語りますね。

 

 

 

 

 

 

 

今回はここまで。

 

バルク95Fの使い所、イメージ伝わりましたでしょうか?

 

 

 

 

 

次は涸沼・利根川編を書いてみようと思います!

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