STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Field Staff武富 啓晃

Practice makes perfect

東京都在住。東京湾内の干潟と河川の釣りに精通し、関東全域のシーバスを釣り歩くサラリーマンアングラー。 徹底した現場主義によって得られた情報やルアーの使い方等を発信していきます。

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2025.01.20

内房サーフ・小磯のシーバス戦略

千葉県内房。特に富津市~館山市の海岸線は、小磯とサーフが連なるシャローエリアから成るフィールドです。

 

内房の小磯やサーフは「厳寒期にのみシーバスが東京湾奥から回遊してきて釣れる、それ以外のシーズンは釣れない」というのが定説ではありますが、そんなことは無いというのが私の考えです。

 

 

たしかに晩秋~厳冬期はハイシーズンではありますが、このエリアを根城とするシーバスも少なからず存在しているようで、実際に年中釣れるんです。

 

ロケーションが良く、アングラーの数も少なく、アベレージサイズも良いため、私は数年前から開拓を繰り返し、密かに楽しんできました。

 

 

 

 

そんな内房の小磯やサーフにおいて、年間通してルアーに第一に求められる条件は「流れが緩いシャローレンジ(水面直下~10㎝程度)をゆっくり引ける」こと。

 

追加で、晩秋~厳冬期特有の条件として「それなりにボリューム感があること」「飛距離を出せること」が加わります。

 

 

 

 

その条件を完璧に満たすシークスライトを手にした今シーズン、やらない手は無いだろう・・・と今シーズンは内房に多めに通っていました。

 

 

 

 

 

 

その結果として、通い始めた早めの時期にゲットした91㎝を皮切りに…

 

 

 

 

数々の良型シーバスをゲット!

 

 

 

アベレージサイズは60㎝後半~70㎝前半。

 

数は出ないものの、時合とピンスポットを特定すれば勝負が早いのもこの釣りの特徴。

 

満足度は高いです。

 

 

 

 

こう書くと特別感あることをやっているように思われますが、そんなことはありません。

 

 

 

 

多くの変化が重なる交差点となりえるピンスポット、そこに風向風速・流れ・水温・水色の要素が重なれば、必然的にベイトが入ってきます。

 

ベイトはこの時期特有の小さめのトウゴロウイワシっぽい何か?(種類を特定できておらず。。)に加えて「地のもの」と私が呼んでいる、ベラやメジナ等、年中そこに居付きやすい小魚たち。

 

 

 

 

釣りを始める前にライトで照らすのは魚が散ってしまうので厳禁ですが、その日の釣りの終わりや1本ゲットした後にライトで照らして回ってみてください。

 

釣れる場所とそうでない場所では、「生き物の数」が圧倒的に違います。釣れる場所は、生命感にあふれています。

 

 

 

 

 

そして、そんな場所は沖にあっても手前にあっても大抵浅いもの。

 

そして、ピンスポットに少数もしくは単独で定位する魚に一撃でルアーを食わせるには、「ルアーを長く追わせない=ゆっくり見せたい」状況が多いもの。

 

それを緩い流れの中でこなすには・・・ということでシークスライト128の出番となるわけですね。

 

 

 

 

 

 

 

この釣り、4月半ばあたりまでは同じようなパターンで釣れてきます。興味がある方は是非、シークスライト128片手に内房を散策されてみてください!

 

 

横須賀の夜景を眺めながら、潮の匂いと穏やかな波音の中で綺麗な魚に遊んでもらうのは癒されますよ。