STAFF REPORTスタッフレポート

SALT Pro Staff赤木 光広

漢磯紫流儀

磯を舞台にターゲットに真っ向勝負を挑むパワフルアングラー赤木光広のホットレポート。 岸和田市在住 / 紀伊半島をホームにヒラ・マル・青物を追い求める、常に全開の豪傑釣師。

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2020.12.08

直球勝負!

季節も徐々に冬へと向かい魚も

その意識を増しているのか活発な喰いを見せる様になった。

季節風も強くなりそれに伴いサラシの厚みも増す。

そうなれば小細工抜きで

基本性能の高いミノーでの直球勝負が面白い。

向風を突き抜けて飛ぶミノーさえあれば

そんな風さえ心地よくなる。

こんな時に私がセレクトするのが

タイドミノーSLD145とフライヤー140だ。

千鳥足でじっくりサラシに同調させて攻めたい場合はSLD

サラシに厚みがありしっかりアピールさせるのであればフライヤーだ。

どちらも海況次第で使い分けて頂ければ問題ない。

それにこれらミノーは飛距離やポイントへの飛行姿勢も申し分ない。

更には細身であるが故にプレッシャーさえ掛け難いシルエットは安心感を持ちながら集中して実釣ができる。

この日はSLDに部があった。

どちらのルアーとも自然に

サラシの流れに絡み合い泳ぎを乱したベイトを演出してくれる。

基本はリトリーブでの引き抵抗を感じながら、

その抵抗感に逆らわないリトリーブを心掛けるだけで十分効果がある。

カラーパターンもナチュラルのものと

視認性の高い派手なものの両パターンは必ず用意しておきたい。

今年の春は十分な釣りが出来なかったが

これから木枯らし吹く季節になれば毎週磯通いが始まる。

きっとこのミノー達が目の前のサラシを

ド派手割って踊り出てくれるはずである。

私はボロボロになるまでシーズン中を使い込んで引退させ、

それを眺めながら酒を飲んでいる。